私がコンサルタントを目指した理由①

※直接コンサルタントを目指す理由が出てくるのは➁からです。①はその前段階の話ですので、興味のある方だけお読みください。

私は新卒で外資系大手のコンサルティングファームにたまたま入社しました。今の言葉でいうEランク大学出身の私からすれば無謀な就活で、本当に内定を頂けたのは今でも不思議です。

運よくファームに入社できましたが、大学時代にコンサルタントという職業を知り、憧れと共に、自分が将来なりたい像として明確に意識したことを覚えています。

コンサルタントを目指した理由の前に、私の学生時代の話に少しお付き合いください。

先ほど憧れという言葉を用いましたが、元々私は独立する職業に憧れを抱いていました。小学生時代に見たTVドラマの影響でしょうか。ちなみに父は典型的な昭和のサラリーマン、母は私が小学校高学年頃から時折パート勤め程度はしていましたが、基本専業主婦でした。別に父の働き方が嫌だったとか、そういう記憶は全くありませんが、組織の歯車ではなく、一匹狼として活躍する弁護士をその時はカッコいいと思ったのです。今、振り返って思えば、弱気を助け強きをくじく的なところや、誰にも迎合しない姿勢がかっこよかったんでしょうね。

そんないい加減な動機で文系の私は迷わず法学部を目指しました。滑り止めの大学にしか受からなかった私ですが、入試の成績がそこそこ良かったことと、新設大学だったこともあり、司法試験を目指すコースの特待生に選ばれました…が、1年ほどの勉強で司法試験に魅力を感じなくなりあえなく挫折。そこからはアルバイトと旅行に明け暮れる普通の大学生活を送りました。

弁護士を諦めた後、将来どんな仕事をするか、就職活動でどの業界・企業を見ようかというのは大学3年の夏まで漠然としていました。

音楽が好きだから音楽業界かな…。英語が好きだから英語が使える仕事がいいかな。エアラインもいいな、文系でもパイロットになれるらしいから受けてみようかな、程度のものでした。

そんなお気楽大学生だった私に、コンサルタントを目指すきっかけとなる2つの出来事がありました。

つづく

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